2006年12月05日

株式投資とは何か10

今日は関係者しかしらない株式分割の裏側です。晴れ




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ちょっと最近まで、「株式分割で株価は上昇する!」
と豪語されていた方がいましたが、
最近はめっきり少なくなりましたね。

結論からいいます。
「株式分割で株価は上昇しなくなる!」

どうしてかお分かりになりますか?
それは株券が電子化されるからです。

株式分割とは、両替のことです。
1万円を1000円札10枚に両替する
たったこれだけです。

つまり「株式分割で株価は上昇する!」
というのは

「1万円を1000円札10枚にすると
 1万1000円になる!」

と言っているのと変わりません。

ね、どー考えても正当化できない話ですよね。

でも実際はどうか?

株価が上がる銘柄がありました。

もう一度言います。株式分割とは
単なる両替です。

なぜ両替で株価が上昇したか?

それは、株式分割をした時に実際に
株券を印刷します。

その株券が市場に出回るまでに
便宜上株数は増えますが、
株券がないため、一時的に
需給のバランスが崩れます。

この時に需要>供給という図式が
成立する時に限り株価が上昇したのです。

しかし、今後株券は電子化されます。
株券を刷る必要がなくなるのです。

これで、株式分割で株価が上がるとは
豪語できなるでしょうね。

さて、実は本題はここからなんです。

会社はなぜ株式分割をするのでしょうか。

@1株の株価が高いから
A多くの人に株主になって欲しいから
B株価が上がると思っている経営者がいるから

とまだまだありますが、わかり易いところで
こんなところでしょうか。

@とAは何となくみなさんもお分かりだと
思いますが、Bはいまいちですよね。

実はBを本気で信じていた経営者がいます。
その経営者は1株を1万分割までしました。
どうどうとテレビで「株式分割で株価は上昇する!」
と発言していました。

そうです。ホリエモンです。

それを見て、後に続けと見習った経営者が実際に
いたのです。

私は信じられませんでしたが、その企業の株価は
恐ろしいほど下がってしまいました。

実はこれは@Aにも関係することですが、
私の会社は1株を15分割しました。

その後どうなったか?

悲惨な状況が続きました。
いままで会社のビジネスを理解して、
経営者を信じている株主が多かったのですが、
分割によりあまり会社のビジネスを理解して
いない株主が増えました。

「株式分割をもっとしろ!」
「配当を出せ!」
「もっと派手なニュースだせ!」
「なんで株価が下がるんだ!」


IRは会社の広報から一転して
苦情係りになってしまいました。

この状況は現在も続いています。
実はこの分割、自社が決定されてことでは
ありません。

誰が決めたことか?

実は東証なんです。東京証券取引所です。

以外でした?私も以外でした。

会社が成長してく過程で株式分割は
ある程度必要ではありますが、
過度にするものでもありません。

最後に株式分割は両替です。
posted by お金マスターことお金博士です。 at 23:38 | Comment(4) | TrackBack(0) | 株式投資は超簡単!
この記事へのコメント
はじめまして。空色といいます。
まろさんのところから辿ってきました。

記事のとおり、株式分割を「錬金術」として使えなくなるんですよね。もしホリエモンが逮捕されていなかったら、livedoorはどんな策で高株価を維持したんだろうとちょっと気になります。
「たら、れば」の話はしても仕方ないんですけどね(笑)

ところで、お金博士さんが先月下旬にまろさんのブログに書いたコメントで教えてほしいことがあります。
お金博士さんは

>>日本の債務700兆円とかいいますが、これってお父さんのお財布からお母さんのお財布にお金が移っただけで、いつでもチャラにできるのになんであんなに悲惨な捕らえ方するのか
いまいちわからいなですね。

とコメントされています。
私としては、預金封鎖等は非現実的であるも一方、利払負担を実質的に減らすための「インフレ」を懸念していますが、そのような懸念は必要ないということでしょうですか?

初めてのコメントで、他のブログ関連の話題で、しかも長文で恐縮ですが、そっち方面に疎いので御教示いただけると嬉しいです。
Posted by 空色 at 2006年12月06日 10:19
空色さん

どう書いたか記憶が定かではありま
せんが、

ちょっと考えてみましたね。

私見ですが、
インフレはある程度覚悟するべきだと
思います。

お父さんお母さん理論でいうと

お父さんがお母さんにお金を借りて、
買ったものをお母さんも使える便利な
物(価格にあった価値があるもの)で
あれば、何の問題もありませんが、

お父さん一人だけしか使わない物
(価格にあった価値のないもの)で
あれば、価格以上のリターンは
期待できませんので、何かで
損した分を埋め合わせなければ
なりませんよね。

この時に家族でどうするか考える
必要がでてくるわけです。

お母さんが借金して損を埋め合わせ
するのか、お母さんが働きにでて
損を埋め合わすのかということです。

これを国家財政でみるとおそらく、
借金をしてしまうでしょうね。
なんたって、借金を申し込むのに
審査がありませんからね。

そうなると、国債の信用力は益々
なくなり、インフレ懸念も高まる
と思います。

この借金お父さん・お母さんに
関しては私の知識も甘いので、
ミスリードだったかもしれません。

その点はお詫びします。

私が国家財政を云々いうことでは
ありませんが、ニュースでも
いったい何なのかさっぱりなのです。

いったい誰が誰にたいして借金
をしいるのか?

それはどうやって返済されるのか?

返済されない場合、連帯保証人は
いるのか?

担保はあるのか?

こうやって自分は分解して考える
ようにしているんです。

この単純化作業の中で見落とした
ものはあるかもしれませんね。

ただ、分解しないと本当に文章が
専門用語だらけのツウな人しか
わからなくなってしまうので
お父さんの借金はお母さんからで
家計としてはゼロサムなんじゃない?
という結論に達したわけです。


空色さんのご指摘であらためて考え
ちゃいました。
ありがとうございました。
Posted by お金博士 at 2006年12月06日 15:15
お返事ありがとうございました。

いくら借金しても何の問題もないという趣旨ではなく、国(政府)が国(国民)に借金している限りは破綻しないという趣旨と理解しました。

それはそのとおりですね。
個人的には、国債利払負担を実質的に軽くするため、政府が意図的にインフレを推進するのではないかと懸念しています。金利は日銀の専決事項なので、大丈夫だとは思うんですけどね・・

また遊びに来ます。それでは!
Posted by 空色 at 2006年12月06日 22:50
空色さん

コメントありあがとうございます。
利払負担の軽減化のためのインフレ
はあるかわかりませんが、

インフレをコントロールできる程
すばらしい政策は難しいかも
しれませんね。

コモディティーへのシフトは
必要かもしれませんね。

またよろしくお願いします。
Posted by お金博士 at 2006年12月09日 15:07
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